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ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

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ドラマ『幸福の王子』

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今日は、私の好きな脚本家の1人でもある遊川和彦さんが手がけたドラマで

私が彼の作品の中で、2番目に好きなドラマを取り上げてみようと思います。

そのドラマというのは、童話の【幸福の王子】をモチーフに描かれているドラマなんですけれどね。

 

ドラマ『幸福の王子』

 

幸福の王子 DVD-BOX

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とても切なく悲しい物語ではあるんですけれど

何が本当に尊いことなのかということに、気づかせてくれるようなストーリーでした。

 

 

あるところに、心臓に疾患を持つ光石繭(綾瀬はるか)という少女がいました。

彼女は、手術をしても治る見込みがないことで、自棄になって街をふらついていて

そこで男性達に絡まれ、どこかに連れていかれそうになります。

すると、そこに、一見、見るからに不気味そうな男・鳴川周平(本木雅弘)が現れて、繭を救い出してくれたのです。

周平は、頭髪が真っ白で、足を引きずりながら歩いていて

体には火傷の痕があり、自分はまだ7歳の男の子だと思い込んでいました。

そんな周平のことを不思議に思いながらも、繭と周平は仲良くなります。

 

ある日、繭の母親・光石桃子(井森美幸)が繭の手術費用を作ろうとして

詐欺師から、いい儲け話があると言われて騙されてしまい、闇金に追われることになりました。

どうにもならないと感じて、桃子は闇金業者をあやめようと考えます。

それを知った周平は「僕にまかせて」と言い残して、1人で闇金の事務所を訪ねます。

そして持っていた拳銃で、そこにいる人達を撃ち抜き

「悪いことをしたら、天国にいけないんだよ」とぶやいて外に出ます。

すると、拳銃の音によって通報を受けて集まった警察官たちに周平は取り囲まれ

今度は周平がハチの巣のように撃たれ倒れ、病院に運ばれるところから物語は始まります。

 

 

周平が運ばれた病院は、繭が通院している病院でもありました。

そして偶然にも、繭の担当医は周平の大学時代の親友・与田良介(渡部篤郎)だったんです。

周平は意識が戻らないまま集中治療室にいますが、時折、そんな周平のことを見ながら

周平に対して、良介が懺悔する想いを繭に打ち明けるんです。

 

そこから、15年前に話はタイムスリップして

大学時代に周平の恋人だった安元海(菅野美穂)との三角関係の話へと、物語は展開していきます。

 

周平は、昔から人が困っていると放っておけない性分でした。

そのため自分を犠牲にしてまでも、人のことを優先してしまう

まるで「幸福の王子」みたいな人でした。

周平の現在の姿が、どうしてボロボロなのか?

それは、全て誰かを救おうとして負った傷だったんです。

でもその反面、自分が幼い頃に、赤ちゃんだった弟をあやめてしまったことで

罪を感じたまま生きていたんです。

 

そんな周平が、唯一心を許せて愛していたのは、いつも明るくてサッパリした性格の海でした。

2人は、いずれ結婚することを誓うのですが

密かに海のことを想い続けていた良介が、2人の仲を引き裂こうとして

これでもかというくらい卑怯な手を使い邪魔をするんです。

しかも、一度となく何度も何度も。

その間にも、周平は自分のことを後回しにして

お人好しすぎると思うくらいに、誰かのために生きるんです。

 

そんな風にしながら、やっと遠回りしながらも

15年という時をかけて、周平と海は結ばれそうになるんですが

その時には、海が認知症のような脳の病を患ってしまい

どんどん周平のことを忘れてしまうのが怖くなり

ある日、どこかに姿を消してしまうんです。

周平は、そんな海を探し続けて、やっと見つけるのですが

再会した海から言われた言葉は「私をころして」という言葉でした。

最初は断る周平でしたけれど、海の意識が錯乱して、混濁する様子を見ているうちに

やむを得ず海の顔に枕を押し付けて、あやめてしまうんです。

その瞬間から、周平は昔、弟を殺してしまった時の7歳だった頃の自分に戻ってしまうんです。

 

そんな風に悲しい人生を歩み続けてきた周平でしたけれど

拳銃で撃たれた後、奇跡的に意識を取り戻し

繭を救うために、自分の心臓を繭にあげてほしいと良介に願うんです。

繭のことを救えるのなら幸せだと言って…。

良介は、周平からそう懇願されて戸惑います。

自分のせいで、周平と海を不幸にしてしまったことも悔やんでいました。

でも、あえて脳死になるように、手首を切り自ら命を絶った周平の願いを叶え

周平の心臓は繭に移植されて、繭は生き延びることができました。

 

最期の最期まで、誰かのために身を呈して生きた周平でしたけれど

天国で海と会えて、晴れて幸せになるという結末なんです。

 

 

あらすじだけ見ていると、悲しすぎるかもしれませんけれど

いつも誰かを思いやっていた周平と海の2人の姿が

とても心打たれてしまう感じだったんです。

誰もが自分のことを優先する世界の中で、2人は誠実に生きていて

困っている人に手を差し伸べることが出来て素敵だなって。

現実世界には、そんな人はいないので、なおさら理想像として見てしまっていたのかもしれません。

私自身、どちらかというと、自分優先だと思いますしね。

 

でも、見返りを求めずに人に尽くせたら、きっとこの世の中は、もっと幸せになるんだろうなと感じます。

自己犠牲って、綺麗事にも感じられてしまわれやすいですけれど

人間にとって、本当は、それは1番尊いことなんじゃないかなって思います。

 

童話「幸福の王子」の中でも、天使たちが神様から

「この世で1番、尊いものを持ってきなさい」と言われて届けたのは

人のために尽くして、ボロボロになった銅像の王子様の心臓と

その王子様に仕え続けて亡くなった燕の体でしたものね(#^^#)b

 

 

そうそう、このドラマの主題歌は、Mr.Childrenの「Drawing」という歌だったんです。

この歌も、ドラマの影響を受けて好きになりました。

 

 

Drawing

Drawing

  • Mr.Children
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

挿入歌は、エルガーの「愛の挨拶」で

クラシックで優しいメロディーで、よく色々な場所でBGMとして流れていたりするんですよね。

 

愛の挨拶 (エルガー)

愛の挨拶 (エルガー)

  • イリーナ・メジューエワ
  • クラシック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

今回は少し、あらすじが長すぎましたけれど(^-^;

ビデオは持っていたんですけれど、今じゃ見れないので

このドラマも、何かの機会に再放送してほしいです(*^_^*)